「社員の給料を上げることから、経営計画をつくっていい。その発想で迷いが消えました」

【株式会社めんや】 代表取締役 野村将之様


名古屋市郊外でロードサイド型の博多ラーメン店を複数店舗展開する株式会社めんや。

代表の野村様は、「社員が幸せに働ける会社をつくりたい」という創業時からの想いを形にするため、経営計画ワークショップ2DAY'sへ参加されました。

かつて、自身の強いビジョンが組織とのズレを生み、一度は組織崩壊を経験。その苦い経験があったからこそ、「経営者が描く未来」だけではなく、「社員一人ひとりが幸せになれる未来」を実現する経営へと舵を切ろうと決意されたのです。

「社員の給料を上げるための事業計画」   ──その考え方が経営を変えた

「一番の気づきは、自分が知らなかったこと、できていなかったことに気づけたことです。」

コロナ禍以降、人手不足や人件費・求人費の高騰など、目の前の課題への対応に追われる日々。何を目標に利益を生み出せばよいのか分からず、未来を描く余裕もありませんでした。

そんな中で出会ったのが、「増益・増給与」という考え方です。

利益を増やすことが目的ではなく、社員の給与を上げ、より良い働く環境をつくるために利益を生み出す。その発想は、これまで学んできた経営計画とはまったく異なるものでした。

「社員さんの給料を上げる事業計画という考え方は初めてでした。『これだ』と思いました。」

さらに、自分自身のビジョンだけで経営を進めてきたことにも改めて気づきます。

「僕のビジョンが強すぎて、社員さんのビジョンが入っていなかった。一度組織を大崩壊させた経験があるので、その意味がよく分かりました。」

経営計画とは、社長一人の夢を実現するためのものではなく、社員とともに未来を描くためのもの。その視点が、大きな転機となりました。

「人を大切にする計画書」が、会社の未来を描けるようにしてくれた

野村様が目指しているのは、「飲食業は長時間労働・低賃金」という常識を変えることです。

働く時間を短くし、しっかり給与を上げ、家族との時間も大切にできる会社をつくる。そして、その姿を業界全体へ広げていきたい——。

その想いは以前からありましたが、どう事業計画へ落とし込めばよいのか分からずにいました。

今回のワークショップを通して、「人を大切にする計画書」という考え方に出会い、社員の給与、働きがい、労働時間まで含めた未来を数字で描けるようになったといいます。

「社員さんとの約束は、給料を上げること、働く時間を減らすこと、そしてやりがいをつくること。この3つを形にできなければ信用は得られないと思っています。」

利益を出すことがゴールではなく、その利益を社員へ還元し、会社全体が成長していく仕組みづくり。その方向性が明確になりました。


得られた成果

  • 「増益・増給与」を軸にした事業計画という新しい考え方を学んだ
  • 社長のビジョンだけでなく、社員の想いを反映する経営の重要性を実感した
  • 必要な利益を明確にし、未来から逆算した経営計画を描けるようになった
  • 給与・働きがい・労働時間を事業計画へ落とし込む方法を学んだ
  • 理念や情熱を数字と行動へつなげる具体的な道筋が見えた
  • 利益を社員へ還元し、会社・社員・お客様がともに幸せになる経営の方向性が明確になった

本音をさらけ出せる場所が、経営者を前へ進ませる

野村様が最後に語ったのは、このワークショップだからこそ得られた「安心して本音を話せる環境」の価値でした。

経営者は孤独です。不安を抱えていても、弱音を吐ける場所は決して多くありません。

しかし、この場では夢も不安も、そのまま口にしていい。そして、その想いを事業計画という形へ変えていける仲間がいます。

「不安も夢も全部さらけ出していい。その想いを計画に変えてくれる環境があります。」

社員の幸せを起点に会社を成長させ、お客様、地域、そして業界へ価値を広げていく。

株式会社めんやは、人を大切にする経営を軸に、新たな未来への一歩を力強く踏み出しています。