「いい意味で『頑張らない経営』へ。構造から変える」

ショウセイ株式会社
やりたいこと幹部・社員と同じ未来を描きたい

「いい意味で『頑張らない経営』へ。
構造から変える」

会社名ショウセイ株式会社
業種美容室
動画8分
2日間で決めたこと管理職に経営の時間をつくる

【ショウセイ株式会社】木田昌吾様


美容室を5店舗経営するショウセイ株式会社 木田昌吾様。

年に一度の経営計画発表会や、管理職を交えた合宿を通じて会社の方向性をみんなで決めた方が、目標への臨場感が高まり、自分ごとになっていく。そう直感し、社内の2人とともに経営計画ワークショップに参加されました。

労働集約型の美容室で、未来のための時間をどうつくるか

財務の整理が好きで、これまでも財務のセミナーで学んできた木田様。今回は学んだことを整理し直すとともに、どこに投資し、何に集中すべきかという「未来予算」を明確にしたいと考えていました。

給与の決め方も、関心の一つでした。給与の制度や分配の仕組みはしっかり作ってきた自負がある一方、予算の考え方や、分配のためにどんな売上が必要なのかというつながりを確かめたかったといいます。

美容室は、サロンに立たなければ売上が生まれない労働集約型のビジネスです。管理職が経営の時間を持つべきだと考えながらも、木田様ご自身を含めて、サロンワーク中心の状態から抜け出せていませんでした。

利益の「なぜ」が見え、構造を変える発見があった

気づきの一つは、サロンワークを離れる時間を「機会損失」ではなく「未来のための費用」として捉えることでした。まずは管理職の時間の一部を経営に充て、いずれはサロンワークと経営を半々にしても組織が回るようにする。その足がかりが見えたといいます。

また、これまでは「利益がどれだけ残るか」という視点だったものが、「なぜその利益になったのか」まで解像度が上がりました。財務の情報も開示してきた同社ですが、何にコストがかかっているのかを社員が理解できれば、伝わることはもっと増えるはずだと感じています。

最も大きかったのは、「増収・減益・増賃金」という考え方との出会いです。売上を伸ばしながら、給与を上げるためには減益になってもよいと考え、事業・組織・商品の構造そのものを変える。ただ数字を追い、店舗や商品を増やして頑張るのではない。人がきれいになって喜んでもらう、その本質を軸に数字へ落とし込めたことで、いい意味での「頑張らない経営」が見えてきました。

AIを日ごろから多く使っているという木田様。やらなくていい作業はAIに任せ、0から1を生み出すことに人が時間を使うべきだという考えは、ワークショップの考え方とほぼ同じだったといいます。

一緒に参加した2人は、もともと会社に前向きで主体性のあるメンバー。今回の学びで、さらに力を発揮してくれることを期待しています。

得られた成果

  • 管理職が経営に使う時間を、未来のための費用として考えられた
  • サロンワークから経営の時間を少しずつ増やす足がかりが見えた
  • 利益の「なぜ」まで見ることで、社員に伝わることが増えると感じた
  • 構造を変えて、給与を上げていく考え方を知った
  • AIに任せることと人が決めることの線引きを再確認できた

「なぜ経営するのか、を軸に数字へ落とし込む」

「人がきれいになって喜んでもらうことを、どれだけ増やせるか」。木田様は、その本質的なビジョンを改めて軸に据えました。

ただ頑張るのではなく、構造を変える。いい意味での「頑張らない経営」に向け、管理職が経営を考える時間をどう作るかを考えています。